住宅建築の時代背景は、スクラップ＆ビルドといった、20年～30年で建て替え るような考えから、1つの住宅を50年、100年、200年と世代を越えて使おう、 資源を有効に永く使おう、それには良質の家を建てよう、という風に、国の方針 も変わりました。

日本の住宅は完成と同時に資産価値と市場評価が時の経過を伴い減少していき ます。アメリカやヨーロッパの良い住宅は、資産価値は減少しても市場評価は下 がりません。しっかりとした材料を使って、いい職人がきちんと仕事をする。 長期的な視野の中で、なるべく負担の少ないメンテナンスで済むように計画し 、品質を保つ。そうすることで、いつまでも高い市場評価を受けることが出来 る。雨雪の多い福井では難しい事ですが、やり遂げて行かなくてはいけないと 考えています。

そしてもう一つ。私はいい家を持つ為にはお金の事も同じく重要だと考えます 。きちんとした計画がなく、家を持つ為の総費用の意味も理解せず建ててしまう と、どこかでひずみが生じます。もしも売らなければならなくなるような事に なれば、せっかくのいい家もなくなってしまいます。住宅資金は生涯の総支出 の中でも2～3割の比率を占める大きな支出です。老後資金、教育資金と並んで 人生の3大支出と言われています。私はいい家を持つ為にファイナンシャルプ ランニングの観点からも、しっかりとしたサポート・ご提案が出来たらいいと 考えています。

このホームページで、いい家を持つ為に、是非見て・知っていても らいたい事をお伝えし、少しでもあなたの家づくりのお役に立てることが出来 れば幸いです。